高校へ通うのが楽しくないな、と思ったことはありませんか?人間関係の重大なトラブルや、勉強に対しての悩みなど、その理由にはさまざまなものがあると思います。今通っている高校での生活を苦痛に感じているのであれば、高校を変えることを視野に入れてもよいかもしれません。転入学・編入学は選ぶ学校次第で、自分のやりたいことを叶える手段となりえます。
この記事では、高校生が陥りがちな悩みを紹介したうえで、転入学・編入学について、明聖高校を例に解説していきます。

1.高校が楽しくないと感じる理由

楽しくないと感じる理由は人それぞれです。今回は、その理由を4つに大別して紹介します。

1.クラス・部活動内の人間関係におけるトラブル

まず挙げられるのが、友達や上級生・下級生との人間関係です。クラス内や部活動などで友達との関係がうまくいかないと、自分には居場所がないと感じてしまうことがあります。学校に居場所がなければ、楽しくないという気持ちが蓄積してもおかしくありません。

2.先生との相性があまり良くない

続いては、先生との相性についてです。生徒を指導する立場とはいえ、先生もひとりの人間。生徒と先生の相性が悪いケースはどうしても存在します。部活動の顧問の先生と相性が悪ければ、部活動に参加すること自体が苦痛に感じるようになってしまいます。

3.勉強に追われて趣味や交流の時間が取れない

3つ目に挙げられるのは、打ち込みたいことへの時間が取れない、という理由です。授業についていこうとして勉強するばかりで、友人と遊んだり趣味を満喫したりする時間が取れないとなれば、心身のストレスの原因ともなってしまいます。

4.学習内容と自分の興味にズレがある

また、現在通っている学校のカリキュラムと生徒本人の興味にズレが生じ、勉強自体がつまらなくなってしまうこともあるでしょう。皆さんのなかには、プログラミングやデザインなど、すでに将来仕事としたいことが明確にある人もいることと思います。学びたいことがあるにも関わらず、高校でそのことについて詳しく学べなければ、高校が楽しくないと感じても不思議ではありません。

このように、現在通っている高校では悩みを解決できないと感じている場合は、転入学を検討する余地があります。

2.高校の主な役割とは

高校に通うのが苦痛だと感じている人のなかには、なぜ高校に通わなければいけないのか、と疑問に思う人もいるでしょう。そもそも、高校にはどのような役割があるのでしょうか。ここからは、文部科学省が提示している資料をもとに、高校の役割や位置づけについて紹介していきます。

1.大学や専修学校などの受験に備え勉強する場

高校の主な役割として挙げられるのが、大学や専修学校などへの進学を踏まえた勉強の場としての役割です。文部科学省が実施する学校基本調査によれば、令和3年度の大学等への進学率は約59%で、専門学校への進学率は約24%となっています。このことからも、進学は高校卒業後の重要な進路であるといえるでしょう。全日制や通信制を問わず、多くの高校では進学サポートもおこなっています。

2.教養を身につけながら部活動に励む場

高校は、単に教養を身につけるだけでなく、部活動などを通じてスポーツや芸術に触れるための場としての役割も持っています。なかには、スポーツや芸術などの専門性を高め、教養を身に着けつつも部活動に励むことを重視している高校もあります。スポーツに打ち込みたいという理由から、スポーツ教育に熱心な学校を進学先として選ぶ人もいるでしょう。

3.就職に向けた専門的な勉強をする場

高校には、卒業後に就職するための勉強をする場としての役割もあります。特に工業高校や商業高校、農業高校といった専門的な勉強や技術習得ができる高校では、卒業後の就職が重要な進路となるでしょう。

また近年では、学べる専門分野の幅も広がりつつあります。明聖高校では、ゲーム開発について学べるコースも用意されています。詳しくは下記の記事をご参照ください。
通信制高校でゲーム制作を学べる!卒業後の進路についても解説 | 通信高校生ブログ

3.高校が合わないと感じたら通信制高校への転入学・編入学も検討しよう

今通っている高校での生活が自分に合っていないと感じる場合は、通信制高校への転入学・編入学を視野に入れてもよいかもしれません。ここからは、転入学と編入学の違いを説明したうえで、通信制高校に転入学・編入学することのメリットについて解説していきます。

1.転入学・編入学の違い

「転入学」と「編入学」の違いは、中途退学をしているかどうかの点にあります。
転入学とは、すでに高校に在籍している生徒が、新しい高校の同じ学年に入学することです。

一方、編入学は理由を問わず高等学校等を中途退学した人や海外から帰国した人などが、すでに修得している単位を活かして学校に入学することを指します。そのため、編入学の場合は、1学年の途中で退学していると学年の単位が修得できておらず、年度の初めからやり直す「再入学」となる可能性が高いです。

2.通信制高校へ転入学・編入学するメリット

では、通信制高校に転入学・編入学すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここからは、明聖高校を例に挙げて説明していきます。メリットのひとつとして挙げられるのが、中学校の勉強を復習できるということです。明聖高校では「礎」というオリジナル教材を用いて中学の復習をおこなっています。高校に入ってから授業の内容についていけなくなり、学校に通うことを苦痛に感じるようになったという人も少なからずいることでしょう。多くの通信制高校では、中学校の勉強から学び直せるため、自分がどこでつまずいたのかを理解し、キャッチアップしていくことができます。

また、全日制高校よりも専門的な分野の学習に特化している点も通信制高校のメリットです。明聖高校では、通常の全日コースや通信コースの他に、ITに特化した「全日ITコース」や、芸術系の知識を身につけられる「全日デザインコース」などがあります。どちらも専門分野に特化したカリキュラムながら、基礎となる数学や英語などの一般教養も学ぶことができます。

その他、通信制高校への転入学・編入学については、下記をご参照ください。
全日制高校から通信制高校への転入学・編入学のすすめ。よくある疑問にも答えます | 通信高校生ブログ

3.通学しながらやりたいことに打ち込むならWEBコースがおすすめ

スポーツの練習や研究などの時間をしっかりと確保しつつ、高校の授業にも取り組みたいという人には、明聖高校のWEBコースがおすすめです。WEBコースの場合は通学する回数が少なく、自分のペースで授業を受けることが可能です。

明聖高校のWEBコースでは、自分自身のアバターを作り学校生活を過ごせるバーチャルスクールで学ぶ「サイバー学習国」があります。
このように、自宅からでも楽しみながら学習できるコンテンツが用意されているため、勉強に苦手意識を持っている人でも安心して受講できます。

詳しくはこちらの説明ページをご参照ください。
サイバー学習国 | 明聖高等学校WEBコース