通信制高校からの就職を考えている人やその保護者の方のなかで、「本当に就職できるのだろうか」と不安を抱いている人も少なくないでしょう。
今回は、通信制高校からの就職は不利になるのかどうかをテーマに、通信制高校の選び方や過ごし方、就職面接のポイントを解説します。通信制高校の就職サポートの実態を知るために、お役立てください。
通信制高校からの就職は不利にならない!
通信制高校からの就職が不利になることを心配している人もいるでしょう。
ここでは、データを踏まえて、通信制高校からの就職が不利にならないことを解説します。
なお、以下の記事でも通信制高校への進学に関する不安に対して、明るい現実や魅力を解説しているので、参考にしてみてください。
関連記事:通信制高校へ進学すると人生終わり?心配と明るい現実・魅力を紹介|通信高校生ブログ|明聖高等学校
通信制高校の就職率は14.1%
令和7年度の学校基本調査によると、通信制高校の就職率(公私合計)は14.1%です。
一方、全日制高校の就職率(国公私合計)は13.7%なので、通信制高校のほうが就職率が高いことがわかります。
このことから、全日制高校と通信制高校で就職のしやすさに大きな差はないといえるでしょう。
就職率は学校によって違う
就職率は学校によっても大きく異なるので、全体の数字だけを追っても仕方ありません。
例えば、千葉県に本校を置く通信制高校である明聖高校の場合、令和6年度卒業の通学コースにおける就職率は10.7%でした。

引用:進路指導|明聖高等学校
明聖高校は進学率が84%と高い割合を占めており、そもそもの就職希望者が少ないため就職率が比較的低い割合になっています。
このように学校の特色によって就職率は変わるため、各学校の傾向を調べることが大切です。
通信制高校の大学進学状況が気になる方は、以下の記事もご覧ください。
関連記事:通信制高校生の大学進学状況は?進学、就職など卒業後の進路を紹介|通信高校生ブログ|明聖高等学校
希望の就職を叶える通信制高校の選び方
通信制高校で希望の就職を叶えるためには、学校選びが重要です。
ここでは、通信制高校を選ぶときに押さえておきたい代表的なポイントを3つ紹介します。
なお、以下の記事でも別視点から後悔しない高校の選び方を解説しているので、参考にしてみてください。
関連記事:後悔しない高校の選び方!将来の夢がなくても大丈夫な進路の決め方|通信高校生ブログ|明聖高等学校
企業との連携実績がある
高校では、企業体験や職場体験といったサポートがあるのが一般的です。そのなかでも、多種多様な企業と連携実績があるかどうかは重要なポイントになります。
特に、就きたい仕事が決まっている場合は、その仕事を体験できるかどうかを学校説明会で聞いておくとよいでしょう。
明聖高校でも企業体験を実施しています。どのような企業と交流があるのか知りたい場合は、学校説明会・相談会でお尋ねください。
面接対策や履歴書指導が充実している
面接対策や履歴書指導など、就職指導が充実しているかどうかも重要なチェックポイントです。
通信制高校の公式サイトを見たり、学校説明会で尋ねたりして、サポート状況を確認しておきましょう。
以下は、明聖高校でおこなっている就職サポートの一例です。
- ・就職相談
- ・企業研究
- ・履歴書の書き方指導
- ・一般常識&マナー対策
- ・小論文、作文対策
- ・面接試験対策
- ・企業体験(職場体験)
- ・ハローワーク求人票と学校独自求人票の紹介
まずは、いくつかの通信制高校を候補として選び、上記のようなサポートを並べて充実度を比較してみましょう。
就職実績を公開している
行きたい通信制高校が就職実績を公開しているかどうかも重要です。実績を見れば、どのような業種・職種、あるいは企業への就職が可能かどうかを判断しやすくなります。
明聖高校の場合、公式サイト上で実績を公開しています。

引用:進路指導|明聖高等学校
幅広い業種・職種への就職が可能なことがわかるため、希望を叶えられるかどうか見通しをもてます。また、就職先の希望が決まっていない人でも、さまざまな選択肢から選べるでしょう。
学校説明会でもっと詳しい就職先を教えてくれる場合もあるので、ぜひ尋ねてみてください。
就職の成功につながる通信制高校での過ごし方
就職を成功に導くためには、通信制高校選びだけでは足りません。実際に入学したあと、どのように過ごすかが重要になります。
ここからは、就職の成功につながる通信制高校での過ごし方のポイントを3つ紹介します。
自主性と時間管理能力を身につける
通信制高校は、オンライン授業や自宅学習などの通信教育が主体となっています。また、全日制高校と違って登校日数が少ないほか、自分に合った時間割を組める柔軟性が魅力です。
自分のペースで学習を進められる一方で、卒業するためには、自分で勉強の計画を立て、期限までに提出物を出す必要があります。
見方を変えると、通信制高校の生活は、自主性や時間管理能力を身につけるのにうってつけです。
自主性や時間管理能力は、就職してから仕事に取り組むうえでも大切な力です。
こうした力を身につけることを意識して、レポートの提出日を管理したり、見通しをもって学習計画を立てたりすることで、就職のときに強みとして語れるようになります。
アルバイトやボランティアに挑戦してみる
通信制高校は自分で学習時間を決められるので、全日制高校と比べて自由な時間が多くあります。
この時間を使って、アルバイトやボランティアに挑戦してみると、その経験を就職面接で語れるようになるでしょう。
アルバイトでは社会経験を積み、マナーを身につけることが可能です。また、ボランティアでは奉仕精神を学び、人間力を鍛えられます。
こうした経験は人間としての成長にもつながり、就職後の仕事にも活かせるはずです。
以下の記事では、通信制高校とアルバイトの両立について詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
関連記事:通信制高校とアルバイトの両立は可能?自宅学習・スクーリングとアルバイトのスケジュール例も紹介!|通信高校生ブログ|明聖高等学校
資格取得に挑戦してみる
職業によっては、資格を持っていると就職に有利に働く場合があります。
通信制高校は全日制高校と比較して自由に使える時間が多いので、資格取得に時間を充てやすいです。
時間を有効に使って、資格取得に挑戦してみるのもひとつの手でしょう。
以下の記事では、高校生が取得できる資格について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
関連記事:高校生が取れる資格とは?おすすめ8選を紹介|通信高校生ブログ|明聖高等学校
通信制高校を選んだ理由を聞かれたら?就職面接のポイント
就職志望先に提出する履歴書には、通信制高校卒業とあえて書く必要はありません。学歴欄に学校名は書きますが、私立の場合は学校名のなかに「通信制高校」という記載がない場合がほとんどです。
しかし、場合によっては面接で「なぜ通信制高校を選んだのか」といった質問がされる場合もあります。
このとき、面接官が通信制高校についてわかっていない可能性もあるので、以下のようなポイントを押さえて面接に臨むとよいでしょう。
目的がある場合は丁寧に伝える
最初から明確な目的をもって通信制高校を選んだ場合は、その目的を面接官に伝えましょう。
あるいは、在学中に何か目的や目標ができた人も、どのような経緯で目的や目標を見つけ取り組んでいったかなど、自分の経験を話せるようにまとめておくことが大切です。
通信制高校ならではの拘束時間の短さや自由度の高さなどのメリットに加え、それらを活かして自分がどのように成長したかを伝えると、面接官が通信制高校のよさと志望者の人柄を同時に理解できます。
通信制高校に行ってよかったことを伝える
就職面接では、通信制高校に入学してよかったことを伝えると、通信制高校に対してよい印象を抱いてもらえる可能性があります。
例えば、通信制高校の仕組みだからこそ、時間管理能力が身についたなどです。具体的なエピソードを踏まえて伝えると、より説得力が増します。
以下は、明聖高校に通う先輩の声です。
千葉本校 通信コース
私は、友人関係のトラブルで中学2年生から不登校になりました。どんどん自分に自信がなくなり、人に会うことも怖くなりました。少しずつでも自分を変えたいと思い、明聖高校の通信コースに入学しました。はじめのうちはスクーリングに参加する日は、前日から緊張して何度も休もうかなと思いながらも、勇気を振り絞って参加していました。スクーリング時のちょっとしたイベントで声をかけてくれた子がとても優しくて、私とも似たような境遇だったのですぐに仲良くなりました。お互いに励まし合いながら頑張っています。まだ自分に自信は持ててはいませんが、成長を実感できています。
引用:先輩生徒インタビュー-千葉本校|明聖高等学校
このように、エピソードとともに自分が成長できたことを伝えられると好印象につながります。
通信制高校で取り組んだことを伝える
就職面接では、通信制高校で真剣に取り組んだことや、その成果、成長を伝えることが大切です。
例えば、資格取得に向けて時間を確保して、計画どおり学習し、取得できたなどです。これを実現するためには、日頃から目標・目的をもって計画を立て、継続的に取り組む必要があります。
早い段階で、就職に向けて何に取り組むかを決め、準備しておきましょう。
以下の記事では、高校生活で頑張ったことの回答例を紹介しています。就職面接のときの参考にしてみてください。
関連記事:「高校生活で頑張ったこと」の回答例5選!面接での答え方のコツを解説|通信高校生ブログ|明聖高等学校
まとめ
通信制高校からの就職率は、全日制高校よりもやや高く、データを見ても不利になるわけではないことがわかります。
ただし、学校によって就職率は異なるので、就職や進路決定に向けたサポートが充実しているかどうかを見極めて、自分に合った通信制高校を選ぶことが大切です。
また、入学後は就職を意識した学校生活を送ることも重要です。
就職に向けてどのように時間を使うのか、自分の何を成長させたいのかを自問自答しながら、有意義に時間を使ってみてください。
参考URL
令和7年度 学校基本調査|文部科学省
進路指導|明聖高等学校
学校説明会・相談会|明聖高等学校
先輩生徒インタビュー-千葉本校|明聖高等学校
通信制高校へ進学すると人生終わり?心配と明るい現実・魅力を紹介|通信高校生ブログ|明聖高等学校
通信制高校生の大学進学状況は?進学、就職など卒業後の進路を紹介|通信高校生ブログ|明聖高等学校
後悔しない高校の選び方!将来の夢がなくても大丈夫な進路の決め方|通信高校生ブログ|明聖高等学校
通信制高校とアルバイトの両立は可能?自宅学習・スクーリングとアルバイトのスケジュール例も紹介!|通信高校生ブログ|明聖高等学校
高校生が取れる資格とは?おすすめ8選を紹介|通信高校生ブログ|明聖高等学校
「高校生活で頑張ったこと」の回答例5選!面接での答え方のコツを解説|通信高校生ブログ|明聖高等学校

明聖高等学校は、千葉・中野にキャンパスを構える通信制高校です。全日コース・全日ITコース・通信コース・WEBコースに分かれており、一人ひとりに合わせた高校生活を過ごすことができます。

















