通信制高校についてインターネットなどで調べてみても、なかなか学校生活のくわしいイメージがわかないことがありますよね。特に広域性通信制高校の場合は、地域の全日制高校ほどたくさん口コミを聞けることも少なく、「判断材料になるような事前情報がもっと欲しいな」と思うこともあるでしょう。
そこで、今回は通信制高校に実際に通う生徒や卒業生による「あるある」エピソードをいくつかご紹介します。きっとその様子を垣間見ることができますよ。
【あるあるその1】コミュニケーション、苦手じゃなかったのかも?!
通信制高校はスクーリング回数が少ないことから、コミュニケーションに自信がない、対人関係に不安を感じる人によく選ばれています。そんなコミュニケーションに苦手意識を持つ人たちによる「あるある」をご紹介しましょう。
- ・似た経験のある人が多くて自然に友だちになれた
- ・少人数で落ち着いて会話ができた
- ・思ったより行事やイベントがたくさんあって、すぐ友だちができた
「意外と友だちができた」という声が多く上がっています。
通信制高校では生徒同士の交流が少ないイメージもあるかもしれませんが、スクーリング以外にも課外活動や学校行事があったり、学校によっては部活動に参加できたりするので、友だちを作れる機会は多くあります。特に少人数でコミュニケーションを取る機会が多いので、ゆっくり人間関係を築けるのもいいのかもしれません。
【あるあるその2】アルバイトもたくさんできちゃう!
スクーリング日数が少ないため、学習しながらアルバイト(バイト)もたくさんできます。しっかり働きながら通信制高校に通っている人も珍しくありません。
- ・平日の昼間からバイトができた
- ・平日も休日もバイトをしていて、曜日の感覚が曖昧になった
- ・バイト先にも友だちができた
バイトをしているという通信制高校の生徒は多くいます。
平日の日中もバイトができるなど、働く日数・時間数を増やせるので、早く仕事を覚えられそうです。また、さまざまな曜日にシフトを入れられれば、たくさんのバイト仲間と出会えそうですよね。バイトにやりがいを感じて、将来の方向性を考えるきっかけになることもあるかもしれません。
ただ、勤務スケジュールが不定期なバイトだと「曜日感覚がなくなってしまう」ということもあるようです。場合によっては生活リズムが狂ってしまう恐れもあるので、健康管理には十分に注意しましょう。ある程度生活リズムを保てるよう、バイトと学習の計画を無理なく立てることが大切です。
【あるあるその3】先生がやさしくて頼れる!
先生については、こんな「あるある」が挙がっています。
- ・気さくな先生たちと仲良くなれる
- ・先生と生徒の距離が近く、相談しやすい
通信制高校には、さまざまな悩みや問題を抱えて入学する人も多いため、そうした生徒を理解しようと努めてくれる先生が多いようです。いろいろな相談を親身になって聞いてくれるやさしい先生が多いといわれています。なかには明聖高校のように、全教員がカウンセリングなどの講習を受けている学校もあります。
また、ほとんどの通信制高校では大規模なクラスがなく、少人数で先生と接することが多いことから、先生との距離の近さを感じている人も多く見られます。
【あるある4】思った以上に夢に近づける!
夢や目標の達成に向けて前進できた人の「あるある」もご紹介しましょう。
- ・基礎からきっちり学習できて自信が付いた
- ・行きたかった大学や専門学校へ進学できた
- ・夢と学業の両立ができた(芸能活動・スポーツ・音楽など)
通信制高校で特に「よかった」といわれるのが、学習面のサポートです。基礎から教えてもらえたり、スクーリングでの授業が学力レベル別になっていたりと、自分にあった内容・ペースで学習できたことで、基礎学力の向上につながったという人が多くいます。学習面での自信が、大学や専門学校への進学など、将来の夢をしっかり描く礎にもなっているようです。
また、芸能活動やスポーツ、音楽などの活動と学習を両立して、夢を実現できた人が多いのも、通信制高校ならではだといえます。
【あるある5】びっくり!こんな高校生活もある!
「入学前にはこんなことは想像できなかった!」という驚きのエピソードもあります。
親の年齢に近い同級生
通信制高校に通う人の背景はさまざまで、年齢も境遇も多様です。会社などでしっかり仕事をしている人もいれば、子育てをしている人もいます。
そうした人たちの多くは「事情があって高卒資格を取得できなかったけれど、やっぱり勉強し直したい」という強い思いで通信制高校に入学しています。その姿を見た別の生徒が触発されて、学習へのモチベーションが上がることもあるようです。多様な世代の人と友だちになれる貴重な経験ができそうですよね。
制服がないけどあこがれる!
制服のある通信制高校もありますが、スクーリングの日数が少ない高校は制服を決めていない傾向にあります。それでも「かわいい制服を着て出かけたい!」と思う通信制高校生のなかには、わざわざコスプレ用の制服を買って、それを着て出かける人までいるようです。
自分の好きな服装や髪形で楽しい高校生活を送れるのも、通信制高校の特徴だといえるでしょう。
まとめ
通信制高校は、周囲が思っている以上に温かくて活気のある場所です。コミュニケーションが取れるようになった人、勉強に対する苦手意識や劣等感がなくなった人、部活動や学校行事を満喫する人など、笑顔と夢にあふれる「あるある」がたくさんあります。
もっとも、インターネットで調べてみるだけではわからないことはたくさんあります。学校によって特色もさまざまですし、立地や雰囲気なども画面からはなかなかわからないでしょう。
そこで、オープンキャンパスや学校説明会など、直接通信制高校に足を運べる機会があれば、積極的に行ってみるのがよいでしょう。自分の目で見て、わからないことは学校の先生にどんどん聞いて、納得のいく高校を選ぶのはいかがでしょうか。
※参考URL
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明聖高等学校は、千葉・中野にキャンパスを構える通信制高校です。全日コース・全日ITコース・通信コース・WEBコースに分かれており、一人ひとりに合わせた高校生活を過ごすことができます。