「勉強しないとダメなのはわかっているけれど机に向かえない」「そもそも勉強がわからなくてやる気が出ない」など、さまざまな理由で勉強できないことに悩んでいる人も多いでしょう。
勉強の習慣化にはコツがあるのに加え、自分に合ったやり方を見つけることが大切です。
今回は、勉強ができないと悩んでいる人に向けて、習慣化のコツとさまざまな勉強方法を紹介します。「自分って甘えているのかな?」と落ち込んでいる人は、参考にしてみてください。
勉強できないのは甘え?「人生終わり」かもと悩んでいる人へ
勉強できない人は、「甘えかも」「このままだと人生終わるのかな」など、さまざまな不安や焦りを感じているでしょう。これらの悩みは、勉強習慣が身につけば解決に向かいます。
とはいえ、「甘えているだけ!気合いでなんとかしよう」と思っても、なかなか改善できないのが現実ではないでしょうか。
気持ちだけで勉強習慣を身につけるのは難しいため、やり方や環境を変えるといったコツが必要です。
勉強できない人は3つのタイプに分かれる
勉強に取り組めない、手をつけられない人は、大きく3つのタイプに分かれます。それぞれ原因や理由が異なるものの、コツを押さえれば集中して取り組むことや習慣化は可能です。
まずは、自分がどのタイプなのかを見極めてみましょう。
集中できない人
机に向かってもすぐに気が散り勉強が続かない人は、集中できない環境で頑張ろうとしている可能性があります。スマートフォンの通知音やリビングから聞こえるテレビの音、本棚に並ぶ漫画や目の前のゲームなど、さまざまな要因から集中が途切れやすくなっています。
勉強のリズムが作りにくく、学習量が安定しないタイプです。
勉強がわからない人
基礎があやふやで新しい内容が理解できないなど、勉強がわからない人は、授業を聞いても参考書を開いてもわからないため、自力で前に進められずやる気を失ってしまいます。
わからない、できない状態のままにしておくと、「勉強なんかしても意味ない」「やっても無駄」と思うようになり、極端に勉強が嫌いになる場合があります。
忙しくて時間がない人
部活や習い事、アルバイトなどが忙しくて、勉強する時間がない人もいるでしょう。限られた時間で集中して取り組めればよいですが、疲れていると後回しにしがちです。
後回しにした勉強が積み重なると、やらなければならない量が増え、結果として手をつけるのが億劫になるといった悪循環が生まれてしまいます。
集中力アップ!勉強を習慣にするためのコツ
勉強を習慣化するためには、自分の気持ちをコントロールするよりも、環境を整えることを優先してみましょう。環境を整えることで、自然と勉強に向かう気持ちが整う場合があります。ここでは、勉強を習慣にするための3つのコツを紹介します。
勉強机や部屋をシンプルに整える
モノが多すぎると気が散りやすいため、机の上は必要最低限に整えることが大切です。目に入るモノの情報量が多いと、脳の負担になるという研究もあります。
例えば、机の上には勉強で使う道具以外は置かないといった工夫ができます。モノを移動するのが大変な場合は、勉強するときだけ布をかけるといった目隠しも効果的です。
自分の部屋にこだわらなくても、図書館やカフェなど集中できるほかの環境を見つけておくのも、いざというときに役立ちます。
自分が落ち着ける雰囲気を保ちながら、環境を整えてみましょう。
雑音を利用して集中力を高める
勉強するときは無音のほうがよいと思われがちですが、そうとは限りません。人間の集中力は、音量の大小よりも「変化」に弱いといわれています。
そのため、テレビの砂嵐のようなホワイトノイズや音楽を一定に流すことで、集中力を妨げる雑音をカットしたほうがよい場合もあります。
いろいろ試して、集中できる音環境を見つけてみましょう。
勉強日記をつけて振り返る
勉強のモチベーションを保つためには、セルフモニタリングと呼ばれる方法が効果的だといわれています。その日、自分が勉強した教科や内容、時間、ページ数などを記録するとパフォーマンスが向上するのだそうです。
そのため、就寝前にその日の学習内容や気付きを数分でいいので、記録する勉強日記がおすすめです。学習内容を言語化しておけば、あとで見返したときに、次の勉強につなげやすい効果もあります。
振り返りを習慣化して、勉強を続ける意欲を保ちましょう。
勉強できない人はやり方を変えてみよう
勉強できないと悩んでいる人のなかには、やり方が自分に合っていない人もいるはずです。
効率的・効果的な勉強のポイントは、学んだことを定期的に思い出すことにあります。記憶を繰り返し引き出すことで、勉強した内容が定着する仕組みだからです。
ここからは、この仕組みを踏まえつつ、科学的根拠に基づいた勉強のやり方を紹介します。いろいろ試して、自分に合った方法を探しましょう。
全体をざっくり見てから細かく覚える
次に、1ページずつあるいは章ごとなど細部に目を向けて、理解を深めましょう。このとき、全体との関連性などを意識すると理解が深まりやすいです。
区切って休憩しながら進める
勉強時間を区切って、休憩しながら進めると集中力を維持できます。25〜30分間は勉強に集中して、5分間は休憩するというサイクルを意識する「ポモドーロ・テクニック」を活用してみましょう。
短時間の集中のあと休憩を入れることで、脳の疲労を防ぐことが可能です。休憩時間に軽く体を動かすと記憶の定着も良くなるといわれています。
自分でタイマーをセットしたり、ポモドーロ・テクニックの動画を再生したりして、リズムを作ってみてください。
見直すときはノートを見ずに思い出す
復習するときは、テキストやノートを閉じて、記憶だけを頼りに書き出したり、問題に解答したりします。思い出す作業によって記憶が強化されるので、繰り返しやってみましょう。
もし、間違えたとしても、そのときこそ記憶に残りやすいので、正しい知識や答えを確認して記憶を強化します。
学んだことを自分の言葉で書き出してみる
翌日の復習では、前日に学んだ内容を思い出して、ノートに書き出してみましょう。テキストやノートを見ず、まっさらなページに向き合うのがコツです。自分の言葉に置き換えることで理解が深まるほか、忘れたことや間違いを見つけるのにも役立ちます。
書きっぱなしではなく、思い出した内容が正しいのかをテキストやノートを見ながらチェックすることが大切です。
少し時間をあけて繰り返し復習する
勉強した内容を長期間記憶しておきたいのであれば、復習の間隔も重要です。
まずは翌日、次は1週間後、その次は2週間後というように間隔を広げながら、思い出す作業を繰り返すと、脳に負荷がかかり記憶が定着しやすくなります。
いつ・どの内容を勉強したかがわかっていれば、適切な間隔で復習することが可能です。先述した勉強日記をつけておくと、復習ペースを管理しやすいでしょう。
誰かに説明するつもりで勉強する
友達や家族に教える前提で学ぶと理解が深まります。ある程度知識を入れたあとは、実際に誰かに教えるようにシミュレーションしてみてください。
うまく説明できない部分があるなら、それが自分の弱点だとわかります。実際に友達に教えてもいいですし、自分一人で声に出してシミュレーションするだけでも、効果を期待できます。
同じ教科で異なる内容を交互に学ぶ
同じ内容ばかりを繰り返し学ぶより、少しずつ違う内容を交互に学んだほうが頭に残りやすいといわれています。これを「インターリービング学習法」といいます。
数学なら、一次関数だけを解き続けるのではなく、図形や確率などを組み合わせて勉強する方法です。問題を解くたびに「これはどの単元の考え方を使うんだろう?」と考えることで、知識が整理され、応用力も高まります。
最初は混乱することもありますが、慣れると本当に理解しているかを確認でき、試験で出題形式が変わっても対応しやすくなります。長く記憶に残したい人におすすめの方法です。
勉強できない自分が嫌いな人は通信制高校を考えてみよう
勉強ができないと、自分を嫌いになってしまう人もいるでしょう。大切なのは、できないことをそのままにせず、自分なりに繰り返し挑戦することです。
「そんなの自分一人では無理」と思う人は、通信制高校という選択肢を考えてみてください。
通信制高校とは、オンライン授業や自宅学習を中心に学習を進め、高校卒業資格の取得を目指せる高校です。自分のペースで高校の内容を学べるほか、学校によっては小中学校の勉強内容を学び直せるカリキュラムが組まれている場合があります。
自分の理解度に合わせて学習を進められるので、焦らず集中して取り組めるのが魅力です。これなら、勉強がわからなくて手をつけられないタイプの人も少しずつ前に進めるでしょう。
明聖高校も、小中学校の学び直しから大学受験の内容までをしっかり学べる通信制高校です。生徒一人ひとりの学習進度を見ながらサポートする体制が整っているので、自己管理が苦手という人にも適しています。興味があれば、ぜひ一度学校説明会・相談会に来てみてください。
まとめ
将来の夢や進路を考えると勉強したほうがいいけれど、なかなか手をつけられないのは多くの中高生の悩みではないでしょうか。勉強習慣をつけるためには、気持ちや気合いをコントロールするよりも、環境を整え、自分に合ったやり方を見つけることが大切です。
そのためにも、本記事で紹介した方法をいろいろ試して、自分なりの方法を見つけてみてください。
参考URL:
『科学的根拠に基づく最高の勉強法』(安川 康介 著者/KADOKAWA)
『脳科学が明かした!結果が出る最強の勉強法~スタンフォード大学OHS校長が教える「超効果的 頭の使い方」』(星 友啓 著/光文社)
学校説明会・相談会|明聖高等学校

明聖高等学校は、千葉・中野にキャンパスを構える通信制高校です。全日コース・全日ITコース・通信コース・WEBコースに分かれており、一人ひとりに合わせた高校生活を過ごすことができます。

















