さまざまな悩みから、学校に通うことが困難になる人は数多くいます。「集団での生活が苦手」「体調を崩しやすい」「授業についていけない」など、抱える不安は人それぞれ。そうした悩み・不安を抱えながらも、「高校を卒業したい」「楽しいスクールライフを送りたい」といった願いをかなえることは可能です。明聖高校では、諸事情で学校に通うことが難しい方でも、安心してスクールライフを送れるサポート体制を整えています。今回は、そんな明聖高校について、魅力や特徴をご紹介します。

【不登校の経験があっても大丈夫?】
カウンセリング資格を持つ教員が段階的な登校をサポート

明聖高校の全日コースでは、不登校の経験がある方でも安心して通学できる体制を整えています。教員と相談しながら無理のない登校日数・時間を決められるとともに、放課後指導にも対応。一人ひとりのペースに合わせた段階的な登校を支援しています。

また、教員が「カウンセリング」や「メンタルヘルス」といった専門の研修を受講しており、資格を所持しているのも特徴です。学校生活に関する不安や悩みを抱える方を、教員みんなが全力でサポートします。加えて、校内にカウンセラーが常駐しており、いつでも相談することが可能です。

保護者の方向けには「夜間保護者相談室」を開設。お子さまの不登校にかかわるご家族の悩みについて、パートナーとして共に考え、解決を目指します。

【授業についていけるか不安……】
中学校の基礎から復習。習熟度別授業で学力向上を目指そう

明聖高校では、勉強が苦手で学校の授業についていけるか心配な方でも、じっくり学力をつけられるカリキュラムを設定しています。

1年次の「基礎講座」では、オリジナルの学習教材を使い、中学校の内容を基礎から復習。わかるところから学習を始め、不安材料を一つずつ解消していきます。また、毎朝10分間の「リラーンタイム」では、中学校の国語・数学・英語3科目の基礎を、プリントを使って学習し直します。学習内容は理解度に応じて3段階。「どこでつまずいているか」を自ら発見しながら、一人ひとりに合った指導を受けられる時間です。

高校の内容を学習する科目別の授業は、習熟度別に行われます。そのため、「授業が難しすぎる」「授業の進みが速くてついていけない」といった心配はありません。苦手科目を補いながら、得意科目を一層伸ばすことで、確かな学力をつけます。

さらに学力を向上したい方や、資格取得を目指したい方は、放課後校内学習塾「すてっぷあっぷ教室」を無料で受講可能です。国語・英語・数学の基礎から、小論文対策や英検対策、日本語検定対策まで、一人ひとりの学習意欲に応えられる内容となっています。

 

【集団生活が苦手でも入学できますか?】
個別学習室完備。スクーリング月2回の通信コースも

教室での集団生活が苦手な方も、明聖高校では丁寧にサポートしていきます。

本校では、教室のほかに「個別学習室」を設置。専用の時間割で授業を受けながら、少しずつ大きな教室に入れるようにしていきます。

また、主に自宅で学習できる通信コースを選択している方も多くいます。通信コースは定期的なレポート提出、スクーリング、単位認定試験で高校卒業を目指すコースです。レポートは論文のような形ではなく、問題に回答する形式となっており、取り組みやすくなっています。教科書や副教材を使いながら解けるので、「完璧に理解していないといけない」と不安に思わなくても大丈夫です。スクーリングでは、対面の授業を受けたり、自分で学習していてわからなかったところを解説してもらったりします。スクーリングは月2回ですので、大勢の生徒がいる学校に毎日通うのが困難という方でも安心です。

【体調を崩しやすく通学が困難です】
出席時数は振り替えも可能。WEBコースでも高卒資格を取得できる

全日コースで出席日数が足りない場合は、学期の終わりごとに補講を受けられるため、進級できない・卒業できないといったことはありません。また、全日コースや通信コースでは、テレビやラジオで講座を視聴したり、DVD教材を使ったりして学習し、「視聴報告課題」を提出することで、出席時数を振り替えることも可能です。

また、体調などが理由で定期的な通学が困難な場合は、全日コース以外にも、通信コースやWEBコースで高校卒業を目指すことができます。

WEBコースは、パソコンやスマートフォンで、24時間いつでもどこでも学習できるコースですので、体調のいいときに集中して学習するといったこともできます。通信コース同様、課題提出(WEB上)と一定のスクーリングを行って単位認定試験に合格すると、明聖高等学校通信制課程普通科の卒業資格を取得可能です。スクーリングは年4回程度と、通信コースよりも少なく設定されています。