1学年 日光研修

2012.12.12 未分類

12月4日(火)~6日(木)、栃木県日光市にて、平日一般コース1学年の生徒たちが、2泊3日の研修を行いました。

 

◆1日目

 東京駅に集合し、新幹線でいざ宇都宮へ。そこからバスで日光へ向かいました。

 まず向かったのは、1999年に世界遺産にも登録された日光の寺院です。『輪王寺』『日光東照宮』では、平成の大修理が行われており、普段見ることのできない本堂の裏側や、塗りたての美しい漆(うるし)を間近で見ることができました。

 

◆2日目

 バスでいろは坂を抜け、午前中は日本三名瀑として知られている『華厳の滝』の見学。その後、オルゴール館で手作りオルゴールの制作体験をしました。世界に1つだけのオリジナルオルゴールを制作し、美しい音色をお土産として持ち帰りました。

 

 午後は“日本一の鉱都”と呼ばれた足尾銅山を見学しました。薄暗い坑内では、江戸時代から昭和までの採掘の様子が展示されており、当時の人々の苦労を感じることができました。

 1741年(寛保元年)から5年間に4万貫(約150t)の寛永通宝(1文銭)が足尾で作られました。寛永通宝は、江戸末期まで作られていた一般的なお金で、足尾で作られたものは裏に「足」の字が刻まれています。

 

 その後、NPO法人「足尾に緑を育てる会」の方の協力のもと、銅山の開発により鉱毒ガスなどの影響で禿山と化してしまった山々に緑を蘇らせるべく、植樹体験を行いました。

 

◆3日目

 いよいよ最終日。本格的なそば打ち体験をしました。粉から手作りするそば打ちに生徒たちは悪戦苦闘。しかし、茹で上がったそばを頬張る表情は皆、ニッコリしていました。

 今回の研修で生徒たちは、日光の素晴らしい文化遺産を目のあたりにし、普段の座学では得られない貴重な体験をしました。